【チヌ・落とし込み/ヘチ釣り】道糸・おすすめ4選(フロロカーボン編)

チヌ釣り入門

今回はチヌ落とし込み・ヘチ釣りにおける道糸(フロロカーボン)について書いてみました。

前置きとして、先代が考え出した名古屋釣法をもとに、過去の経験から得た個人的な知識、考え方を元にした内容となりますので、あらかじめご理解ください。

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フロロカーボン

先ず、一般的に使われているラインの素材は、大きく3種類に分けられ、ナイロン、フロロカーボン、PEライン 等があります。それぞれ特徴も異なり、用途により使い分けていく必要があります。

フロロカーボンを使用する場合、私は主にヘチ釣りで使用する機会が多いです。
ライン特性により、慣れないと若干使いにくい場面がありますので、その点について詳しく書いてみました。

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メリット、デメリットについて

メリットとしては、①高比重(1.78〜1.80)、②張り(伝達力)がある、③コシが強い、④伸びが少ない、⑤硬い、⑥吸水性が少ない、⑦擦れに強い、のが特徴です。

デメリットとしては、①高比重でラインが沈む、②高比重で海底にエサが到着したことが分かりにくい、等が考えられます。

これらの特徴を理解し、状況に合わせて使用していくための、私がおススメするフロロカーボンライン4選を順番に紹介したいと思います。

黒鯛工房 The黒鯛 フロロフロロカーボン

黒鯛専門メーカーから販売されているラインのため、安心して使用することができます。
メリットである高比重、張り、コシ、伸び、硬いについて、非常にバランスよく設定されており、非常に扱いやすいラインです。私も使用していますが、トラブルも少なく一番おススメします。

サンライン 黒鯛イズム 落とし込み野武士

メーカーコンセプトとして、ラインの抵抗を限りなく抑え、餌の自重だけで自然に落とし込むためのこだわりの号柄展開があり、0.8号~2号がラインアップされています。ラインが細くできる分、若干しなやかさがあり扱いやすい印象になります。
深棚狙い、軟調竿好き、細ライン派の方にはおすすめのラインではないでしょうか。

サンライン 黒鯛ISM へちフロロ

ラインがクリア部分が40センチ。カラー部分(オレンジ、イエロー)が10センチに設定されているラインになります。カラー部分だけ 0.25号太くなります。(例)クリア部:2号、カラー部:2.25号)

ヘチ釣りが得意な方は、テクニックを利用して道糸とハリスを直結した仕様にすることもできます。
実際そうされている方もいるようです。

サンライン シューター・FCスナイパーBMS AZAYAKA

ラインがクリア部分が65センチ。カラー部分が(ピンク、イエロー、オレンジ)が各15センチで計45センチに設定されているラインになります。上記の「サンライン 黒鯛ISM へちフロロ」よりクリア部分が25センチ長いのが特徴です。
カラー部分だけ 0.25号太くなります。(例)クリア部:2号、カラー部:2.25号)

道糸とハリスを直結される場合、クリア部分が40センチだと短いと感じられるのでばあれば、こちらの商品ををされてはいかがでしょうか。

まとめ

今回はチヌ落とし込み・ヘチ釣りにおける道糸(フロロカーボン)について書いてみました。

フロロカーボンは、高比重なことからラインが海中に沈む特性があります。そのため、ラインを張り気味に操作する必要があります。仕掛けを床まで落とす場合も、着底したことが分かりにくいので注視する必要があります。

この特性を踏まえ、フロロカーボンラインを使用した釣法を習得したならば、荒天時、スリット等で波風が強い状況下で威力を発揮することでしょう。

最後に、それぞれの特徴を生かしつつ、釣りスタイルに合った仕掛け糸の紹介となれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

次回は、PEラインについて書いてみたいと思います・・

 

 

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